髪と老化の関係
髪の老化の原因を知れば解決策が明快に
◆髪の構造と老化
髪の内部にはコルテックスという繊維状組織があり、タンパク質や脂質、水分、メラニンなどが含まれています。その周囲を取り巻いて守っているのがキューティクル。
キューティクルの表面には摩擦を軽減するためのMEAという保護膜がありますが、ブラッシングなどの刺激やヘアカラー、パーマなどで損なわれやすい。
そうなるとキューティクル自体の損傷も進み、内部組織が流れ出てダメージが進みます。
白髪染めやボリュームアップのためのパーマが悩みを呼ぶことにもなっています。
◆40~50代の髪に起る変化
髪にはサイクルがあって、成長期→退行期→休止期→初期成長期を繰り返しています。
成長期に毛母細胞が分裂して毛母細胞の元となります。
通常、髪の9割近くが成長期でそれが4~7年続きます。
成長期は髪が伸びる大切な期間です。
50代から成長期がやや短くなり、成長速度も落ちる傾向に。
40代前後を頂点に髪が細くなるとともに、弾性も低下しハリやコシがなくなった感じになります。そして本数も減り始めます。
◆年齢が表れやすいのは根元
老化が如実に表れるのは、髪の根元の立ち上がり感。
ホットカーラーデ持ち上げももたないといった、立ち上がりの悪さ。
髪の弾力性は太さとコルテックスに内在する脂質が関係しています。
年齢とともに髪が細くなり、内在脂質も少なくなります。そのため根元が立ちあがりにくくなります。
◆年齢とともに分け目の角度も変化
根元のハリのなさは当然分け目にも影響します。
地肌が透けて見えたり、髪全体のボリュームがダウンすることで印象が大きく変わります。
年齢と共に髪は変化しますが、基本のお手入れを丁寧に行うことで髪の若々しさは保てます。
傷みを進めないこと、頭皮の血行をよくすること、根元からふんわりと立ち上がるように髪を乾かすことです。
生き生きとした髪は女性を若々しく見せる大切なポイント。
髪の変化が深刻化する前に、年代に合わせたエイジングヘアケアは絶対に必要ですね。